精進家庭料理読本

精進だし醤油


精進家庭料理レシピ~春の膳~精進家庭料理レシピ~春の膳~

菜の花の辛子和え

菜の花の辛子和え
  • 材料/4人分
  • 菜の花............200g(1把)
  • 精進だし醤油......20cc
  • 辛子..............適量
  • もみ海苔..........適量

  • 菜の花は塩茹でし、冷水にさらして水気を絞り、適当な長さに切る。
  • 辛子を混ぜ合わせた精進だし醤油で・を和え、もみ海苔を添える。

若竹汁

若竹汁
  • 材料/4人分
  • たけのこ..........160g
  • 生わかめ..........40g
  • 精進だし醤油......75cc
  • (煮物用.....25cc・すまし汁用50cc)
  • 木の芽............適量

  • たけのこは糠を入れた水で茹でてアクを抜き、わかめと共に適当な大きさに切る。
  • 8倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油25cc・水175cc)でたけのことわかめを煮含める。
  • 椀に盛り、10倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油50cc・水450cc)をあたため注ぐ。吸い口に木の芽を添える。

生麩の含め煮

生麩の含め煮
  • 材料/4人分
  • 生麩............200g
  • 精進だし醤油....30cc
  • みりん..........20cc

  • 生麩は適当な大きさに切り、8倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油30cc・水210cc)とみりんを煮立てた鍋に入れ、落とし蓋をし、煮含める。

精進ちらし寿司

精進ちらし寿司
  • 材料/4人分
  • 米......2カップ
  • 昆布....4g(10cm)
  • せり....70g(1把)
  • ごま....20g(大さじ3)
  • はす....100g(6cm)
  • 三つ葉..適量
  • A:
    • 酢....50cc
    • 砂糖..10g(大さじ1強)
    • 塩....5g(小さじ1)
  • 干し椎茸.....25g(6枚)
  • にんじん.....50g(1/3本)
  • 油揚げ.......80g(1枚)
  • 精進だし醤油.50cc
  • みりん.......30cc
  • B:
    • 酢....20cc
    • 砂糖..10g(大さじ1強)
    • 塩....2.5(小さじ1/2)

  • 米はすし飯用に水加減し、昆布を入れて炊く。炊きあがったら合わせ酢(Aを混ぜ合わす)を入れて混ぜ合わせ冷ます。
  • 椎茸(水で戻す)、にんじん、油揚げは短冊切りにし、6倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油50cc・干し椎茸の戻し汁250cc)とみりんで汁気がなくなるまで中火で煮る。
  • はすは皮をむき、うすい小口切りにして酢水で茹でる。水気を切り、甘酢(Bを混ぜ合わす)に漬ける。
  • せりは塩茹でし、冷水にさらして水気を絞り、適当な長さに切る。
  • 以上のものとごまを混ぜ合わせ、三つ葉を散らす。

夏の膳夏の膳

にがうりの三杯酢

にがうりの三杯酢
  • 材料/4人分
  • にがうり.........240g(大1本)
  • にんじん.........120g(中1本)
  • きくらげ.........4g(1枚)
  • 鷹の爪...........1本
  • ごま油...........20cc
  • A:
    • 精進だし醤油...15cc
    • 砂糖...........16g(大さじ2弱)
    • 酢.............40cc
    • 酒.............20cc

  • にがうりは縦割りにしてスプーンで種とわたを取り除き、小口切りにする。塩茹でして冷水にさらし水気を絞る。
  • ごま油を熱し、・とにんじん(短冊切り)、きくらげ(細切り)を炒め、鷹の爪(輪切り)と三杯酢(Aを混ぜ合わす)を加え、しんなりするまで煮る。

そうめん

そうめん
  • 材料/4人分
  • そうめん.......6把
  • 干し湯葉.......20g(平湯葉4枚)
  • みょうが.......40g(2本)
  • しそ...........4g(6枚)
  • しょうが.......20g(1かけ)
  • ごま...........12g(大さじ2弱)
  • 精進だし醤油...80cc
  • 揚げ油.........適量

  • 5倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油80cc・水320cc)でつけだしをつくる。
  • みょうが、しそ、しょうがは千切り、湯葉は適当な大きさに切り、油でさっと揚げる。
  • そうめんは茹で、水にさらし、ざるにあげる。氷水を入れた器に盛り、つけだし、薬味、ごまを添える。

凍り豆腐の煮物

凍り豆腐の煮物
  • 材料/4人分
  • A:
    • 凍り豆腐......60g(4枚)
    • 砂糖..........18g(大さじ2)
    • 精進だし醤油..20cc
    • 酒............60cc
  • 干し椎茸........12g(4枚)
  • B:
    • 砂糖..........4g(小さじ1強)
    • 精進だし醤油..5cc
    • かぼちゃ......360g(1/4ヶ)
    •  
  • オクラ.........70g(10本)
  • C:
    • 砂糖..........16g(大さじ2弱)
    • 酒............20cc
    • 精進だし醤油..30cc
    •  
  • ゆず..........適量

  • 凍り豆腐(ぬるま湯で戻す)は適当な大きさに切り、15倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油20cc・水280cc)、砂糖、酒で煮含める。
  • 椎茸(水で戻す)は15倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油5cc・干し椎茸の戻し汁70cc)と砂糖で煮含める。
  • かぼちゃは適当な大きさに切り、6倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油30cc・水150cc)、砂糖、酒で煮含める。
  • オクラは表面を塩でこすり、さっと茹で、かぼちゃの煮汁に漬け込み味を含ませる。
  • 以上のものを器に盛り、おろしたゆずを散らす。

凍り豆腐は地方により高野豆腐、しみ豆腐、こごり豆腐ともいわれ、起源については高野山の僧が作ったという説、武田信玄が兵糧として考えついたという説など諸説あります。現在ではもっぱら機械製造による量産が行われていますが、元来の作り方は、少し固めの生豆腐を薄い方形に切り、屋外の棚の竹簀の上に並べて凍結させ、凍結させたものを藁で編んで吊り下げ乾燥して作っていました。凍結している間に豆腐内のたんぱく質が変性し(凍結熟成)独特の歯ごたえ舌ざわりをもつスポンジ状の組織に変わり、保存や輸送に適した食材になります。消化も良く、栄養価としては、たんぱく質、脂質、カルシウムに富んでいます。

秋の膳秋の膳

しめじと長いもの和え物

しめじと長いもの和え物
  • 材料/4人分
  • しめじ..........80g(1/2パック)
  • 長いも..........200g(1/4本)
  • 三つ葉..........80g(2束)
  • 精進だし醤油....30cc
  • 酢..............適量
  • もみ海苔........8g(お好みで)

  • しめじは洗って適当にほぐし、4倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油30cc・水90cc)で下煮する。
  • 長いもは皮をむき、千切りにして酢水にさらし、三つ葉はさっと茹でて、水気を絞る。
  • 煮汁ごと和えて、最後にもみ海苔を添える。

湯葉の納豆包み揚げ

湯葉の納豆包み揚げ
  • 材料/4人分
  • 木綿豆腐.................60g(1/6丁)
  • 納豆.....................120g(2パック)
  • 長ねぎ...................20g(1/3本)
  • 精進だし醤油.............12cc
  • 練り辛子.................4g(小さじ1/2)
  • もみ海苔.................4g(お好みで)
  • 干し湯葉(あれば生湯葉).18g(2枚)
  • 片栗粉...................20g(大さじ2強)
  • 揚げ油...................適量

  • 水切りした豆腐を裏ごしし、納豆、精進だし醤油、辛子、長ねぎ、もみ海苔を加え混ぜ合わせる。
  • 湯葉(ぬるま湯で戻す)に、上の具をのばして鳴門に巻き、巻き終わりに水溶き片栗粉をつけて止め、全体に片栗粉をまぶし、低温(130℃)の油で揚げる。

精進料理では、大豆が貴重な蛋白源です。その加工品である湯葉は、蛋白質、脂質に富み精進料理ではおなじみの食材です。また、納豆は消化が良く、血液をさらさらにするなどその機能性が近年注目を集めています。

なすとみょうがのすまし汁

なすとみょうがのすまし汁
  • 材料/4人分
  • なす..............280g(3本)
  • みょうが..........40g(2本)
  • 精進だし醤油......50cc
  • ゆずもしくは山椒(お好みで)

  • 椀に焼きなすとみょうがの千切りを入れる。
  • 10倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油50cc・水450cc)をあたため椀に張り、吸い口にゆず、もしくは山椒を添える。

炊き込みご飯

炊き込みご飯
  • 材料/4人分
  • 米................2カップ
  • 昆布..............4g(10cm)
  • 干し椎茸..........16g(4枚)
  • 油揚げ............40g(1/2枚)
  • ごぼう............100g(1/2本)
  • にんじん..........80g(1/2本)
  • 精進だし醤油......40cc
  • しょうが..........少量

  • 椎茸(水で戻す)、油揚げ、ごぼう、にんじんは適当な大きさに切り、ごぼうは水にさらす。
  • 米に精進だし醤油、椎茸の戻し汁を入れて水加減し、上の具を加えて混ぜ、昆布を入れて炊く。
  • 炊きあがったら、しょうがの絞り汁と、取り出した昆布を刻んで加え、さっと混ぜて少々むらす。

冬の膳冬の膳

青菜の煮浸し

青菜の煮浸し
  • 材料/4人分
  • 青菜*(何でも良い)..400g(1把)
  • 油揚げ...............40g(1/2枚)
  • 精進だし醤油.........40cc
  • *今回、小松菜を使用

  • 青菜は塩茹でにし、油揚げと共に適当な大きさに切る。
  • 9倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油40cc・水320cc)油揚げをひと煮立ちさせ青菜を入れ火を止める。

海老いもの煮物

海老いもの煮物
  • 材料/4人分
  • 海老いも*..........300g
  • 精進だし醤油.......50cc
  • *里いも、サツマイモ、南瓜などで代用可

  • 海老いもは皮をむいて適当な大きさに切り、沸騰した湯で2~3分茹で、ぬめりをとる。
  • 6倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油50cc・水250cc)をいもがかぶる位に注ぎ、煮含める。

海老いもは聖護院大根、堀川牛蒡などと並ぶ京野菜の一つです。寺院の多い京都では、この海老いもが精進料理において欠かせない素材となっているようです。海老いもは里いも科で、形が海老に似ていることからこの名前がつけられました。

姫ひりょうず

姫ひりょうず
  • 材料/4人分
  • 木綿豆腐...........200g(1/2丁)
  • 長いも.............80g(1/8本)
  • きくらげ...........4g(1枚)
  • にんじん...........60g(1/2本)
  • 精進だし醤油.......15cc
  • 片栗粉.............適量
  • 揚げ油.............適量

  • 水切りした豆腐をすり鉢ですり、長いも(すりおろす)、精進だし醤油、片栗粉、細切りしたきくらげ、にんじんを加えて混ぜ、ボール型に丸め、揚げる。

けんちん汁

けんちん汁
  • 材料/4人分
  • A:
    • にんじん.......80g(1/2本)
    • 大根...........80g(3cm)
    • はす...........80g(5cm)
    • ごぼう.........80g(1/2本)
    • 里いも.........80g(2個)
    • 干し椎茸.......16g(4枚)
    • こんにゃく.....120g(1/2枚)
  • 木綿豆腐.........120g(1/3丁)
  • 小松菜...........160g(1/2把)
  • 長ねぎ...........20g(1/3本)
  • ごま油...........20cc
  • 精進だし醤油.....60cc

  • 根菜類は乱切りにし、はす、ごぼうは水にさらす。椎茸(水で戻す)は薄切り、こんにゃくは一口大にちぎり下茹でする。小松菜は塩茹でし適当な長さに、長ねぎは小口切りにする。
  • 下ごしらえした材料Aをごま油で炒め、精進だし醤油を少量加える。
  • 10倍にうすめた精進だし醤油(精進だし醤油60cc・水と椎茸の戻し汁540cc)で具が柔らかくなるまで煮る。もみつぶした豆腐を加えて火を止め、椀に盛り小松菜、長ねぎをのせる。

しょうがご飯

しょうがご飯
  • 材料/4人分
  • 米................2カップ
  • 昆布..............4g(10cm)
  • 精進だし醤油......40cc
  • わかめ............60g
  • しょうが..........30g
  • 白ごま............適量

  • 米に精進だし醤油を入れて水加減し、昆布を入れて炊く。
  • 炊きあがったら、しょうがの絞り汁、わかめ、白ごま、取り出した昆布を刻んで加え、さっと混ぜて少々むらす。椀に盛り、針しょうがを添える。


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